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放射線技術科
放射線技術科のご紹介
基本理念
最適で良質な画像情報を提供し、技術・接遇ともに質の高い医療の確立を目指す。
主な業務
一般撮影(3室) 【FPD X線診断装置】【ポータブルX線撮影装置2機】
最新式のKONICAMINOLTA社製AeroDRを使用し、X線写真を撮影します。立位、座位、臥位などさまざまな体位で撮影が可能です。当院では撮影時における被ばく線量を測定し、ガイドラインと照らし合わせた上で、従来のシステムより低線量で最適な画像を提供しています。
また、ポータブルX線撮影装置にて病室や手術室での撮影にも対応しております。
乳房撮影 【デジタル乳房撮影装置】
乳房を専用の装置で、内部の微細な病変をデジタル撮影にて映し出します。
乳房を圧迫し厚さを薄くすることによって被ばくを少なくし、組織を広く明瞭に描出することなどが出来ます。痛いときは遠慮せず技師に声をかけてください。
CT検査 【全身用マルチスライスCT装置】
医療の急速な発展にともない、現在画像診断分野では、高速撮影・高画質化が求められています。当院では16列マルチスライスCTを設置しております。
【機器の特徴】
X線を用い、体内の断面像を得る装置で、全身の検査に対応しています。
胸部腹部の場合10数秒の息止めで検査できます。
当院のCTは0.5mm厚の薄切り断面像でデータの収集をすることができ、いろいろな角度からみた断面像や3D画像を作製できます。これにより病変の位置関係等のよりわかりやすい画像を提供することができます。また、低線量で高画質な画像を提供しております。
全身用マルチスライス 肺のCT 脚の血管 3D
MRI検査 【MRI装置1.5T】
X線を用いるCTとは異なり、磁力とラジオ波で画像を作製します。
体の中を輪切りにしたような画像が得られる検査です。磁気を発生させた場に横たわっていただき、体の中から信号を拾い出します。その必要な情報をコンピュータで処理すると、体の中を輪切りにした画像をはじめ、いろいろな断面での鮮明な画像が得られます。
MRI装置 脳血管MRA 胆道(胆のう・胆管)
MRI装置は大変強い磁場の中で検査を行いますので、装着金属によっては検査が禁忌になります。
(1)禁忌
・心臓ペースメーカー
・金属製の心臓人工弁
・人工内耳(移植蝸牛刺激装置)、人工耳小骨
・神経刺激装置(深部脳刺激装置、TENS装置)
・除細動装置
・骨成長刺激装置
・注入ポンプ等
・磁力により装着する義眼や磁力部分が着脱不能な義歯
・磁力により装着する尿道カテーテル
・冠状動脈等に磁性体のステント挿入後2か月未満の方
・人工骨頭
(2)検査を受けることが出来ない事がある場合
・脳動脈瘤手術による金属クリップやコイル等
・その他の体内金属:外傷による鉄粉(弾丸や鉄片等)
・閉所恐怖症の方
・入れ墨のある方
(3)その他、検査時に取り外していただくもの
・補聴器・装飾品・腕時計・めがね・磁気カード・電子機器等
・金属製入れ歯・使い捨てカイロ・ベルト・防寒下着
・貼り薬(湿布薬等)
・コンタクト(カラーコンタクト等)
・化粧品(アイライン・マスカラ等)
ご不明な点がありましたら技師までお尋ねください。
X線透視検査(2室) 【FPD X線テレビ装置】【I.I. X線テレビ装置】
胃・大腸のバリウム検査の他、内視鏡検査、尿路検査などに使用します。
骨塩量測定
DEXA法による専用の装置を用いて骨塩量を測定します。骨粗しょう症の診断や治療の経過観察などに用いられています。
両磐地区医療ネットワーク
X線写真やCT・MRIなどの画像を、地域の開業医や病院と医療ネットワークで連携しています。
また、定期的に画像診断医とカンファレンスを行い、質の高い画像を提供できるよう努めています。