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臨床検査技術科

~ お知らせ ~
 臨床検査技術科では、「臨床検査技師による検査説明」
 平成29年7月から実施しています。
 詳しくはこちらをご覧ください。

臨床検査技術科のご紹介

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臨床検査技術科では以下の理念、基本方針のもとに取り組みをしています。

理念

生命と健康を守る臨床検査技術科の確立と効率的臨床検査技術科体制を目指す

基本方針

  1. 検査報告値に付加価値を付ける 
  2. 精度管理の充実を図る
  3. 検査過誤防止に努める
  4. 患者様、職員から親しまれる臨床検査技術科を目指す
  5. 臨床検査技術科職員の育成に努める

rinshou21 ここでの付加価値とは検査やその結果の利用価値を高める働きかけのことです。具体的には結果報告までの時間をできるだけ短くするように業務の見直しを繰り返したり、外部精度管理という第三者による検査精度の評価を定期的に受けることなどに取り組んでいます。

 また、医師業務支援として腹部・心臓・腎臓・頚部・下肢超音波検査も実施しています。

 院内の各種委員会『NST(栄養サポートチーム)』、『褥瘡(床ずれ)対策』、『感染対策』、『輸血療法』、『医療安全』にも積極的に参画し、活動に必要なデータの提供を行っています。 

 24時間救急対応で臨床検査を行っています。
 患者さんと接する際には心のかよう接遇を心がけています。
 各部門の協力を得ながら、これらの活動を通して患者サービスの向上に寄与していきたいと考えています。

 

臨床検査技術科の業務

一般検査

 尿中に出てくる物質(蛋白、糖等)の定性・定量検査、尿路系疾患を調べる顕微鏡下での細胞・結晶検査、消化管出血の有無を調べる糞便検査、穿刺液(胸水、腹水等)の検査を行います。

主な検査項目 : 尿一般検査、糞便検査、髄液検査、腹水、胸水、関節液検査

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血液学検査

 血液疾患(貧血・多血症・白血病等)、炎症性疾患・出血性疾患の診断や治療のため、血数計数(白血球、赤血球等)検査、血液形態検査、凝固因子検査を行います。

主な検査項目 : 血液一般検査 凝固関連検査 骨髄検査

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生化学検査

 肝疾患、心疾患、腎疾患、消化器系疾患等の診断や治療のため、体内の酵素・脂質・無機質・糖成分・含窒素成分・腫瘍マーカー等の定量分析検査を行います。

主な検査項目 : 肝機能検査、脂質検査、腎機能検査、糖尿病検査、甲状腺検査、
         心疾患検査、腫瘍マーカー検査
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血清学検査

 ウイルス・細菌等の病原体に感染したときに産生された抗体から、感染の有無や感染時期の判定の検査、さらに血液型検査も行います。

主な検査項目 : 感染症検査、免疫検査、輸血関連検査
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生理学検査

 患者さんに技師が接して行う検査です。からだに機械をつけるので、患者さんの理解と協力が必要です。
主な検査項目 : 心電図、負荷心電図、脳波検査、肺機能検査、腹部超音波検査、
         心臓超音波検査、腎臓超音波検査、頚部超音波検査、
         下肢超音波検査、血圧脈派検査、睡眠時無呼吸検査、聴力検査
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細菌学検査

 適切な抗生剤や抗菌薬の投与ができるよう患者さんからの検体(喀痰、尿、血液等)で細菌染色を行います。結核の迅速な診断補助のためLAMP法も行っています。
主な検査項目 : グラム染色、チールネルゼン染色、血液培養検査
         結核菌群核酸検出検査(LAMP法) ←H28.11月導入
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病理学検査

  病気の確定診断を行う検査です。
  当院ではバーチャルスライドシステム(スライド全体の画像を短時間にデジタル画像化するシステム)を使用した手術中の迅速診断を県立中央病院病理診断センターと連携してテレパソロジー(遠隔病理診断)で行います。
主な検査項目 : 術中遠隔病理診断検査
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輸血学検査

 輸血用血液製剤(赤血球製剤・血漿製剤・血小板製剤)の患者さんへの適合検査と他の輸血関連検査を行います。
 当検査技術科では製剤の受注・発注から納品・割当、検査後の払出しまでを一元管理しています。
主な検査項目 : 血液交差適合試験、不規則抗体スクリーニング検査
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