各部門のご紹介bumon

看護科

看護科紹介

■看護科理念 
 患者さんの思いに寄り添い、その人らしさを大切にした看護を提供します

■看護科目標
 患者・家族と共に考えひとり一人にあった看護の実践

■看護科方針

  1. 優しさと思いやりのある看護を実践します
  2. 患者さんの生命・尊厳を尊重した看護を提供します
  3. 安全に配慮した看護を実践します
  4. 多職種と協働し、医療・介護・福祉の連携を密にした看護を提供します
  5. 看護職として専門性を高め、質の高い看護を提供します

■看護要員数
 127名

■看護提供方式
 患者受け持ち制 + 千厩病院パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)

■看護職員配置
 10対1 

■勤務形態
 病棟 3交代制 2交代制
 外来 当直制

看護科委員会活動内容

■教育委員会
  ①新人看護職員の育成
  ②クリニカルラダーに沿ったレベル研修
  ③看護補助者研修
  ④看護研究の推進

■看護の質向上委員会
  ①認知症ケアの質の向上
   パーソン・センタード・ケアの実践
   認知症患者さんのケアカンファレンス実施                               
  ②個別性のある看護実践(看護計画立案・実践・評価)

■臨地実習委員会
  ①岩手県立一関高等看護学院 看護実習の受入れ
  ②インターンシップ受入れ
  ③ふれあい看護体験・職場体験受入れ

  臨地実習委員会からのお知らせ ⇒ 学生の声

各部署の紹介

■4病棟

 当病棟は、泌尿器科・整形外科を主とした一般病棟と地域包括ケア病床の病棟です。各診療科の短期入院の受入れも行っています。

 病棟目標は「患者が安心して療養することができ患者・家族が希望する退院先への早期退院を支援する」です。

 患者さんが自分の希望する退院先へ退院ができるように、他職種と協働しながらカンファレンスを行なっています。何が患者・家族にとっての課題であるかを共に考えながら最善の看護ケアを提供出来るように取り組んでいます。

■5病棟

 5病棟は消化器内科総合診療外科・総合診療内科の一般病棟(急性期)として、検査・手術が必要な患者さん、肺炎、感染症などの患者さんを受入れています。患者・家族と向き合い、他職種と協働し根拠に基づいた安心・安全な看護の実践」目標に看護を行い、早期の病状回復、早期社会復帰を目指しています。

■外来

 外来は14の診療科と救急処置室、中央処置室、内視鏡室、外来化学療法室で診療、検査、看護処置を行っています。各診療科では、予約制を導入して待ち時間の短縮に努めています。看護外来として、日本糖尿病指導士による糖尿病フットケア外来、摂食・嚥下障害看護認定看護師による摂食・嚥下外来を開設しています。また、令和元年度から、外来患者さんが安心して在宅療養ができるように、外来スクリーングを開始しました。日常生活で、不便に感じていることや困っていることなどを直接お聞きし多職種と連携しながら療養支援を積極的に進めています。

 また、入院予定になった患者さん・ご家族に対して入院生活や必要な書類の説明、入院に必要な情報の聞き取りを行い、入院の不安や疑問に対応しています。患者さんの思いに寄り添い、安心して入院生活を送られるように、病棟スタッフと情報共有しながら支援しています。

■化学療法室

 外来化学療法室では、患者さんが安全・安心に治療が受けられるよう医師、化学療法専任看護師、薬剤師と連携して治療を行っています。治療中は担当看護師がそばで見守り、気分不快や副反応がないかを確認しています。岩手県立磐井病院のがん化学療法看護認定看護師と連携し、よりよい支援ができるよう取り組んでいます。また、患者さんが在宅で、できるだけ自分らしく過ごせるよう副作用、ボディイメージの変化(脱毛や色素沈着)などについて個別に対応していますので、心配なこと等はお気軽にご相談ください。

■糖尿病フットケア外来

 糖尿病フットケア外来は、糖尿病による合併症(主に糖尿病性神経障害)の予防と足病変進行を遅らせることを目的として開設しています。糖尿病療養士により、患者さんの感覚異常の有無や程度を簡易的に観察しています。ケアは主に、足浴、爪切り、タコ・ウオノメを専用の機材で削る処置です。また、普段の生活で困っていることや治療上での不安など、糖尿病療養士や透析看護認定看護師がお話を聞きながら、安心して在宅療養が出来るように支援しています

■内視鏡室

 内視鏡室では、検診後の精密検査から内視鏡による治療まで、医師、看護師、看護補助者と連携して、検査、治療を行っています。患者さんが内視鏡検査や治療を理解したうえで安心して受けられるようにパンフレットを用いながら説明を行っています。初めて検査を受ける患者さんにも、検査の流れを実際の写真付きオリエンテーション用紙を使って分かりやすく説明します。   

 内視鏡検査に関して分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。

■手術室

 手術室は、腹腔鏡下の手術も含め年間200件以上の手術を行っています。医師・看護師・臨床工学技士・検査技師・放射線技師等、多職種のチームで患者さんが安全で安心・安楽に手術に臨めるよう一人ひとりに合わせたケアを実施しています。

 手術前訪問では手術担当看護師が、患者さんへイラスト入りのパンフレットを使用し、わかりやすく説明しています。手術前訪問で得た情報は、手術を担当するスタッフでカンファレンスを行い、看護実践へつなげています。 

 手術室内は、患者さんの希望に合わせた音楽を流し、リラックスして手術に臨めるようにしています。

 手術後訪問では患者さんからのご意見や情報をスタッフ間で共有し、より良い看護が提供できるように努めています。

■中央材料室

 手術室に隣接している中央材料室は、手術・検査・治療に必要な器具・機材・衛生材料を安全に効率的に供給する役割を担っています。感染防止・品質保証・安全供給などを考慮しながら行っています。

 常に安全な医療・看護が行えるよう感染対策予防策を徹底した作業を行っています。

【設備】・高圧蒸気滅菌装置 2台 (緊急時対応を考慮し1台は電気式)

    ・過酸化水素低温プラズマ滅菌器 1台

    ・超音波洗浄装置 1台

    ・ウォッシャーディスインフェクター 2台

■透析室

 ベッド数は20床で、その内2床は個室となっています。慢性腎臓病療養指導士・透析看護認定看護師が在籍しています。災害に備えて無線機を設置しており、アマチュア4級無線従事者が、岩手県透析ネットで各局連携しています。災害訓練も行っています。

 長期透析患者さんの増加や高齢化が進む中、QOLを維持しながら「安心・安全の透析ライフ」が継続できるよう、患者さんやご家族の思いに寄り添い多職種と連携を図り問題点を共有し看護につなげています。

認定看護師

■摂食嚥下障害看護認定看護師:大下 恵

 「口から食べて、いつまでも笑顔で元気に!」をスローガンに、食べるための口作りや、安全に食べるための訓練を患者様と共に日々実践しています。

 内容は、飲み込み(嚥下:えんげ)の評価、加齢による機能低下や疾患による障害の程度に合わせた姿勢や食事形態の工夫、障害された機能の維持・向上を目指した嚥下機能訓練、誤嚥性肺炎予防や嚥下機能の向上を目指した口腔ケアを中心に、実践・指導・相談を行っています。

 2015年(平成27年)には摂食嚥下(飲み込み)外来を開設しました。在宅や施設で生活する地域の皆様の飲み込みや口腔内の心配なこと、不安なことに対する相談を行っています。

 また、NST(栄養サポートチーム)委員会に所属し、毎週1回、医師、管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師、理学療法士と共に行う栄養の回診と、第2・4週には一関歯科医師会の協力のもと院内の歯科回診を実施しており、多職種と連携を図りながら食への支援を行っています。

 地域の皆様が安心して食生活を送れるように支援していきたいと思っています。

■透析認定看護師:三浦 真奈美

 透析看護認定看護師は、腎臓病の予防から腎臓の病気になった患者さんの看護を行います。腎臓の機能が低下した患者さんは腎臓の代わりに透析療法(血液透析、腹膜透析)または腎臓移植が必要となります。

 透析患者さんは、食事・体重・透析で使用する血管の管理など透析療法を継続していくための健康管理をしながら過ごしています。透析が必要となる患者さんの約4割が糖尿病の合併症である糖尿病性腎症です。しかし、適切な食事療法、薬物療法を行い、血糖値・血圧・脂質コントロールすることで腎臓の機能低下を防ぎながら、透析を始める時期を遅らせることが可能です。

 「食事に制限があり何を食べたらいいのかわからない」「週3回透析への通院方法はどうしたらいいのか」「介護が必要になってきた」「仕事は続けられるのか、旅行には行けるのか」など外来に通院する患者さんの不安に対しても多職種と連携して支援しています。

 今後は、腎臓病予防について地域住民に向けての出前講演など実践していきたいと思います。

 腎臓病の患者さんが治療を受けながら、その人らしい生活を送ることが出来るよう、患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い支援していきたいと思います。

■救急看護認定看護師:小野寺 淳

 救急医療は「まったなし」の大変な部門です。その中でも当院は医師、看護師、ほか職員が一丸となり「総合診療マインド」を掲げ、断らない救急医療を目指しています。私の役割はこの救急部門における、救急看護の質の維持です。自らの看護実践、スタッフへの指導により救急で受診される患者さんが一日も早く病状安定・回復されるように関わっています。救急外来では院内トリアージを実施しています。病状が不安定な患者さんをいち早く察知し、医師診察までの安全性を保証します。専門的治療が求められる患者さんの場合、救急隊と共働し安全・安心な高次機能病院へ転院搬送を行っています。

 また、入院中の病状が重篤な入院患者さんのところに伺い、病状悪化・急変を起こさないように見守っています。

 当院では全職員対象に一次救命処置(BLS:basic life support)講習会を行っています。万が一、自分の目の前で倒れた人がいた場合、早急にその場に居合わせた人で応急処置を施し生命を守れるように毎年トレーニングを積んでいます。

 私の信念は「人の命は平等。倒れた場所で運命が変わらない救急の提供」です。一関市旧東磐井地区に住まわれる市民の皆さんの命を守るお手伝いをしています。

■感染管理認定看護師:石川 泰洋

 1996年に認定看護師制度に「感染管理」の分野が加わりました。専門的な知識と技術を用いて患者・来訪者・医療スタッフ・施設や環境を対象に感染リスクを最小限に抑える活動を行います。

 主な活動として、院内における感染対策の整備・教育・感染症発生時の対応のほか、医師、薬剤師、臨床検査技師とチーム(ICTチーム)による院内ラウンドも実施しております。なお、抗菌薬の使用状況や薬剤耐性菌の発生状況を確認し、抗菌薬の適正使用支援もチームで行っております。

 また、周辺地域の他の医療機関とも連携し互いに施設をラウンドし、評価やカンファレンスを行っております。感染対策は、地域全体の問題と捉え医療機関同士で一致協力して感染管理を行っていくことが重要と考えております。

 今後も地域の皆様が実践できる感染対策を分かりやすくお伝えできるよう、千厩病院出前講演等を中心とした活動も引き続き行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。