若草リボンについてwakakusa

若草リボンについて

若草リボン ~ 復興と再生の願い ~

平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震による東日本大震災津波で、本県も沿岸部を中心に未曾有の被害を受けました。被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

私たち職員は被災直後に事の重大さを感じ、心を一つにして、一日も早い郷土の再生と復興を願い、3月13日より再生と復活を意味する若草色のリボンを身につけ被災された方々の診療に従事してきました。

waka-11

被災から1カ月が経った4月11日、岩手県は「がんばろう!岩手」宣言と共に「東日本大震災津波からの復興に向けた基本方針」を示しました。しかし、震度6レベルの余震は続き、4月12日には福島第一原子力発電所の事故評価(INES)はレベル7まで引き上げられ予断を許さない状態が依然続いています。

今後、岩手県だけではなく東北、そして東日本の再生と復興には長い時間が予想されます。私たちは医療者として、国民として一人ひとりの責務を粛々と果たすことにより東日本の再生と復興に貢献したいと思います。

平成23年4月12日
岩手県立千厩病院長 伊藤達朗(当時)

waka-21waka-31